ゆーーるり体験談

登山初心者でも、キリマンジャロに登れる!?-part2

投稿日:2017-07-31 更新日:

※20年前の古い話しなので、現在の状況とは異なっている可能性があります。
写真は紛失中で、全てフリー素材で記憶に近いものを選んでいます(¯―¯٥)。

Part1の続きです。

2-3日目の朝食

朝ご飯もポーターさんが用意してくれていて、登る以外は何もしないお客様状態の登山ツアーです。
パンと目玉焼きとウインナーとコーヒーの食事だったと思います。
20年前だけどしっかり覚えてます。

話しがちょっとそれますが、ケニア・タンザニアで圧倒的なシェアで流通している、
ブルーバンドというマーガリン。
常温保存OKという暑い国ならではの、マーガリンです。
私はこれでいつも下痢になっていました…。
どうも私の体と相性が悪いようで(¯―¯٥)。
他の日本人は平気なようだったので、これはもう相性としか言えないのですが。
今でも思い出すと胃のあたりがいや〜な気分になります…。

この日の朝食にもブルーバンドが出ましたが、
下痢になんかなってられないのでも、塗らずにパンはいただきました。

食べ終えて準備を済ますと早速登山へGO-!!

2-3日目の登山

kilimanjaro-4
確か、二日目の登山でもう富士山の標高を超えていたと思います!
もうこの辺りからは、道は岩がゴロゴロで、緑は少なく珍しい高山植物をポツポツと見ながらの登山となります。
そして沢山の雲が岩山にぶつかっていて、その中をくぐり抜けていきます。
この時初めて、雲というのは水蒸気の固まりなんだなというのを肌で実感できました。

後に、ロードオブザリングのPart1の後半のフロド一行が岩山を登るシーンを見た時に
懐かしいなぁなんて思いました。
とても似ていました。

この辺りで、車椅子で登っているスイス人ご一行と仲良くなりました。
学生仲間で、車椅子の男性とそれをサポートする友人3-4人かな?で登りに来たそうです。
車椅子で登りに来たという事に、私にとってはかなり印象深いご一行でした。

それにしても日本人の女の子が一人で登っているって事でかなり沢山の人が気にかけてくれたように思います。本当に感謝です。

そして2日目はまだまだ元気です!
本で読んだ「呼吸が乱れないペース」を守って、自分のペースで登っていきました。

そして山小屋で1泊して、3日目。

もうこの辺りからは本当に植物も少なくなって、ただの岩山です。
エバーラスティングフラワーという絶妙な名前の花を見る事ができました。

kilimanjaro-5

↑ルートが違うフリー写真なのですが、雰囲気はこんな感じ。

そして、ここで私は人生で最大の神様への祈願をしました(笑)
それは、トイレ問題

写真を見ての通り、トイレなんかありません。
そしてこの時に私がしたかったのは、大の方(((ʘ ʘ;)))。
ちょうどもよおしてきた所は岩も無い、ただのだだっ広い平原地域で、
ポツポツと山登りをしている人が歩いているという場所。
ですので、そこで大をするとなると、見られるのを覚悟でお尻を出してするしかありません。
どこまで行っても隠れる所が無いので。

しかし、それは私のプライドが邪魔をして、ただただ歩きながら神様に祈る事しか出来ませんでした。
本当に心から祈ったのは人生で初めてでした。

祈ったかいがあって、無事にコテージに到着。
ダッシュでトイレに行って、ホッとした気持ちになると、あれっ体がおかしい。
頭痛がするぞ!って事で、夕食もほどほどにすぐにベッドに寝ました。
恐らく軽い高山病になっていました。
そしてここで私がしくじったのは、寝袋が夏用だったんです( •́ ⍨ •̀)。
メチャクチャ寒い…。
でも、しっかり服を着込んで寝たらまぁ何とかなりました。

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そしてここから、決死の登山が始まります(¯―¯٥)。
出発は何と夜中。
朝日を頂上で迎えるのが普通らしく(別に私は朝日にこだわっていない(`・ω・´))、
夜中にお迎えが来て、連れていかれました。
何となく、行くのやめようかなと思ったりもしたのですが
とりあえず行ける所まではがんばってみようと思いました。

私の面倒を見てくれているポーターさんは、口は悪かったのですが
とても熱い男でした(笑)。
たくさんはげましてくれて、夜中の前が見えない道でもしっかりサポートをして
連れて行ってくれました。

キリマンジャロには二つの頂上があります。
ギルマンズポイント
ウフルピーク

初心者は割とギルマンズポイントで終了とする人が多いのですが、
私のポーターさんは、熱い男。松岡修造タンザニア人バージョンだったので、
ギルマンズポイントに着くやいなや、「Next」と行って、連れていかれました…。

もうこの辺は、記憶がうっすらですが、
アフリカの雪山を見れた!!というのはいい思いで。
雪を横目に、歩いていきます。

そしてここで私の大きな助けとなってくれたのが
先ほどの車椅子の友達を連れてきたスイス人ご一行。
車椅子の彼は、やはり最後の登山はせずに山小屋で待っているらしく
歩ける3人ほどで来ていました。
「一緒に行こう!」と言ってくれて、沢山手をひっぱってくれました。
今思い出しても、ちょっと胸のあたりがほっこりとします。

そしてついにウフルピーク到着!!
ところが、
「あ、あれ、何もない」

そこには1つの石碑があるだけで、ただの岩山でした。
まぁ当たり前ですがね(笑)。
何か特別なものがあるとすっかり思ってしまっていた登山初心者でした。

でも、周囲のアフリカの山を見下ろしながら、思いました。

一人で登りに来たけど、一人じゃなかったと。
ここに来るまでに沢山の人に手をひかれたり、声をかけてもらったりして
沢山の力を借りて、ここまで来れたという事が最大の収穫だと思いました。
そして、この時はちょうど20歳になって一ヶ月も経っていません。
20歳の記念と思って登った意味合いもあったのですが、本当に素敵な記念となりました。

しっかり休憩をすると、今度は帰路。
これが超楽しい!!

今まで登って来た砂山をサンドスキーのように靴で滑り降りるんです!!
あんなに苦労をして登ったのに、降りるのは一瞬。
あっという間に、先ほどの山小屋まで戻ってきました。

そしてここから、さらに下の山小屋まで歩いております。
登るのに時間がかかったのですが、降りるのは本当に早かったです。

また山小屋で一泊して、次の日も歩いたら終了。
長かった登山ツアーが終了です。

そして、モシのホテルで一泊するのですが
そこで久しぶりのお風呂。
(((ʘ ʘ;)))
お湯がやばい事になっていました。
真っ黒です。
恐らく5日分の垢と、最後のサンドスキーの時の黒い砂です…。
あまりにも汚くて、ホテルの人に申し訳なくなって
出来る限り自分でこすっておいたのですが、
もしかしたら、ホテルの人は慣れているのかもしれませんね。
ツアー帰りの客は皆さん真っ黒だと思うので。

ホテルでは夕食もついていたので、
一人で夕食を食べていると、もう一人、ぼっちで食事をしていたので一緒に食べる事に。
南アフリカの人で、彼も同じくキリマンジャロに登ってきたらしい事が分かりました( ・◡・ )。
南アフリカ人なんて会った事ないんだけど、私が会ったのはドイツ系の南アフリカ人。
「アパルトヘイト」の話しとか聞きたい〜って思ったけど
そんな微妙な会話を微妙じゃないように話す英語力が無かったので、
無難な話しだけで終わらせて終了。
日本の文化の話しなどもいろいろ話しました。

20年経った今も、この彼との食事は不思議と印象深くて覚えています。
薄暗いレストラン(明かりがロウソクだけだった(¯―¯٥))で
二人っきりというシチュエーションのせいでしょうか。
たいした話しはしていないのですがね。

次の日は、ケニアの鉄道に乗ってみたいと思って、
鉄道に乗って、キリマンジャロを後にしました。

私がばばあになってしまう前に、いつか子どもとキリマンジャロへ行きたいのですが、
一緒に来てくれるといいなぁ。

-ゆーーるり体験談

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